2004年。ホッピー神山、ビル・ラズウェルの連名ですが、これはビルのいつものダブとかアンビエントといった系譜の中では迫力に満ちたサウンド。ストレートに聴き手にどうだっと迫ってきます。
パワフルなのが仙波清彦のドラム。一曲めからライブ感に満ちた、突き進む乱れ打ちが楽しめます。
Discogsのサイトによると、このアルバムのスタイルは “Dub, Experimental” と分類されています。では Discogsサイトで “Experimental” とされてピックアップされるのは、ピンク・フロイドの “Ummagumma” とレディオヘッドの “Kid A”、それにVUのバナナのジャケットのやつにビートルズのホワイト・アルバム、それらに並んでボウイの “Heroes” と “Low”、そして “★” もある。なるほど、つまりカッコ良いやつです。
ホッピー神山、ビル・ラズウェル、仙波清彦、カッコ良いです。クレジットは次の通り。
Bass, Effects, Mixed By – Bill Laswell
Drums, Percussion – Kiyohiko Semba
Performer [Digital President, Slide Geisha, Ass Hole Box & Gram Pot] – Hoppy Kamiyama