1996年。ドイツはベルリンのロック・グループ、CPS。デビュー・アルバム “Firebreaka”(1995年)からのCDシングル盤。
こちらに収められた2曲のうち、“Turn It Up!” の4バージョンの2つに、ブーツィーがからんでいます。
Turn It Up (CPS Visits Bootsy At The “P-Form-School” Mix Re Produced By Bootsy Collins)
Turn It Up (Is-He-Instrumental? By Bootsy Collins)
アルバム・バージョンと、リミックス版(P Is Free Mix)も収録されていますが、この曲、元々から実にPファンク好きと思わせる曲。
ブーツィー版では、その元曲と同じベース・リフをスペース・ベースで弾き直し、ボーカルも追加。インスト版では、同じトラックでピアノを主役に聴かせる、という2バージョンです。
記載されているクレジットがこちら。こういうのがまた楽しく。
Re-Produced & Remixed By Bootsy Collins For Bootzilla Productions And The P-Master’s Of The Universe
Musicians On Remix: Johnny Davis (Keyboards & Bootzilla Horns), Bootsy Collins (Spaced Bass, Dark Starr Base, Deep Throat Base, Drum Loops & Percussion)
All Effects And Guitar Trickery By The “Booted One”
Re-Recorded At “Bootzilla Re-Hab P-Form School” Engineer: Bootsy Assistant: “Casper”
ブーツィーのベースも三種類がクレジットされております。
ブーツィーの場合、自分で演奏してしまうというのが必殺技。2020年代を迎えようかという今、またリミックスを手がけてみるというのはどうかな。
William “Bootsy” Collins !! ブーツィー・コリンズ、地を這い、のたうち回るベース。すっかり絡みとられています。あんな曲もこんな曲もと手を伸ばしていたら、色々とCDも増えました。
2019年7月2日火曜日
2019年6月8日土曜日
Juan Rozoff “Et Alors”
1991年。ジャンかジョアンか、ホアンか。発音は不明ですが、パリ生まれという彼のアルバム “Jam Session” からのシングル盤CD。
アルバム・バージョンとはまた違う、ブーツィーによるリミックス2バージョンを収録。
Et Alors(Deep Mix)4:54
Et Alors(Single Mix)3:38
ブーツィーはギターも、それにホーン隊としてフレッドとメイシオ(Fred Wesley、Maceo Parker)が参加。
ブーツィー・プロデュースによるマイコ・ウェイブ(Mico Wave)の “Cookin From The Inside Out”(1987年)、ブーツィー自身の “What’s Bootsy Doin?” (1988年)と、まっすぐつながる直系の兄弟サウンドです。
ブーツィーのスペルが Bootsie とクレジットされていますが、これは仏風なのでしょうか。
タイトルも「エ・アロール?(それが何か?)」とくれば、やはり当時のフランス大統領、ミッテラン氏のあの言葉が思い出されます。とにかくフランス語というのが新鮮ですね。
そしてジャケットを飾る Juan 氏の写真。被りものして得意げな笑顔でありますが、これがパリのエスプリって奴でしょうか。あちらの国ではどうにもタコが不気味、奇々怪々なものらしいですが、そういう存在だということ?
アルバム・バージョンとはまた違う、ブーツィーによるリミックス2バージョンを収録。
Et Alors(Deep Mix)4:54
Et Alors(Single Mix)3:38
ブーツィーはギターも、それにホーン隊としてフレッドとメイシオ(Fred Wesley、Maceo Parker)が参加。
ブーツィー・プロデュースによるマイコ・ウェイブ(Mico Wave)の “Cookin From The Inside Out”(1987年)、ブーツィー自身の “What’s Bootsy Doin?” (1988年)と、まっすぐつながる直系の兄弟サウンドです。
ブーツィーのスペルが Bootsie とクレジットされていますが、これは仏風なのでしょうか。
タイトルも「エ・アロール?(それが何か?)」とくれば、やはり当時のフランス大統領、ミッテラン氏のあの言葉が思い出されます。とにかくフランス語というのが新鮮ですね。
そしてジャケットを飾る Juan 氏の写真。被りものして得意げな笑顔でありますが、これがパリのエスプリって奴でしょうか。あちらの国ではどうにもタコが不気味、奇々怪々なものらしいですが、そういう存在だということ?
2019年5月4日土曜日
trieb. “Groove Doch” Limited DJ-Edition
1995年。ドイツのロック・バンド trieb.、彼らのデビュー・アルバム “Groove Nation”(1995)からのシングル盤。
この曲の通常のシングル盤は5曲入りで、ブーツィーによるリミックスを1曲だけ収録。さらにDJ向けとされたこちらでは、ブーツィーによるリミックスの全5バージョンが聴けます。
01 Groove Doch (Singleversion)
02 Groove Doch (Clubversion)
03 Groove Doch (P-Funk-Mix)
04 Groove Doch (Boot-A-Maniac “Mix”)
05 Groove Doch (“Trieb” And The “Booted-One”)
06 Groove Doch (More Guitar! “Fella” Mix)
07 Groove Doch (Zillatron & Fuzz Face Touchin’ Bass Mix)
08 Groove Doch (Astro-P-Nutty Mix)
01-03: Remix Von Boogieman Im Boogie Park Studio, Hamburg
04-08: Remix By Bootsy Collins At The “REHAB” Studio, Cincinnati-Ohio
もう一人の Boogieman ですが、この後、ブーツィーのアルバム “Fresh Outta ‘P’ University”(1997年)にも関わる人物。ここでも、P-Funk-Mix としてそれっぽい音を聴かせたりしています。
ブーツィー版の方はといえば、さまざまなノイズを被せたり、メインボーカルを抜いて、じっとりと轟音ベースを鳴らしたり。なるほど、という音に。
“sexmonster.” シングル盤ほど派手に音を差し替えたりはしていませんが。ロックなブーツィー、本領発揮です。
この曲の通常のシングル盤は5曲入りで、ブーツィーによるリミックスを1曲だけ収録。さらにDJ向けとされたこちらでは、ブーツィーによるリミックスの全5バージョンが聴けます。
01 Groove Doch (Singleversion)
02 Groove Doch (Clubversion)
03 Groove Doch (P-Funk-Mix)
04 Groove Doch (Boot-A-Maniac “Mix”)
05 Groove Doch (“Trieb” And The “Booted-One”)
06 Groove Doch (More Guitar! “Fella” Mix)
07 Groove Doch (Zillatron & Fuzz Face Touchin’ Bass Mix)
08 Groove Doch (Astro-P-Nutty Mix)
01-03: Remix Von Boogieman Im Boogie Park Studio, Hamburg
04-08: Remix By Bootsy Collins At The “REHAB” Studio, Cincinnati-Ohio
もう一人の Boogieman ですが、この後、ブーツィーのアルバム “Fresh Outta ‘P’ University”(1997年)にも関わる人物。ここでも、P-Funk-Mix としてそれっぽい音を聴かせたりしています。
ブーツィー版の方はといえば、さまざまなノイズを被せたり、メインボーカルを抜いて、じっとりと轟音ベースを鳴らしたり。なるほど、という音に。
“sexmonster.” シングル盤ほど派手に音を差し替えたりはしていませんが。ロックなブーツィー、本領発揮です。
2019年4月28日日曜日
trieb. “sexmonster.” Bootsy Collins remixes
1995年。ドイツのロック・バンド trieb.(本能という意味だそう)、彼らのデビュー・アルバム “Groove Nation”(1995年)からのシングル盤CD。
アルバム・バージョンを中心にした通常のシングル盤もあるようですが、それとはまた別に、こちらはブーツィーによるリミックス4バージョンを収めたもの。
Sexmonster (“Trieb’s” In The House With Bootsy Mix)
Sexmonster (Bootzilla Returns, “Friendly Fire” Mix)
Sexmonster (“Jungle Juice”)
Sexmonster (“Drooling” Over You Mix)
アルバム・バージョンの方は90年代らしいロックな一曲。それをベースを始めとした各パートを演奏し直して、完全にブーツィー印の曲に意匠替え。
バッキンバッキンと粘っこいスペース・ベースに、響き渡る轟音ソロ。“Party On Plastic” の続きみたいな。
Remix Credits:
all overdubs done at the Bootzilla “RE-HAB” Studio, Cincinnati-Ohio
(Space Bass 1)+(Dark Star Bass 1)+(Acoustic “Illegal” Rhythm Guitar)+(Drum Programming And Sound Effects)
all done by: Bootsy Collins or soon to be known as: “THE BOOTED-ONE”
必殺の、ロックなブーツィ。記載されたクレジットもまた、カッコ良く。
アルバム・バージョンを中心にした通常のシングル盤もあるようですが、それとはまた別に、こちらはブーツィーによるリミックス4バージョンを収めたもの。
Sexmonster (“Trieb’s” In The House With Bootsy Mix)
Sexmonster (Bootzilla Returns, “Friendly Fire” Mix)
Sexmonster (“Jungle Juice”)
Sexmonster (“Drooling” Over You Mix)
アルバム・バージョンの方は90年代らしいロックな一曲。それをベースを始めとした各パートを演奏し直して、完全にブーツィー印の曲に意匠替え。
バッキンバッキンと粘っこいスペース・ベースに、響き渡る轟音ソロ。“Party On Plastic” の続きみたいな。
Remix Credits:
all overdubs done at the Bootzilla “RE-HAB” Studio, Cincinnati-Ohio
(Space Bass 1)+(Dark Star Bass 1)+(Acoustic “Illegal” Rhythm Guitar)+(Drum Programming And Sound Effects)
all done by: Bootsy Collins or soon to be known as: “THE BOOTED-ONE”
必殺の、ロックなブーツィ。記載されたクレジットもまた、カッコ良く。
2018年3月24日土曜日
Monie Love “Down To Earth”
“Monie In The Middle”
“It’s A Shame (My Sister)”
“I Do As I Please”
1990年。ネイティブ・タン一派とされるモニー・ラブのデビュー・アルバム。ブーツィーはギターで3曲に参加。
ブーツィーとヒップホップといえばやっぱりこの後のアイス・キューブやスヌープとか、西海岸勢とのつきあいが印象強く、またはクリスチャン・ラップの系統に多く参加しているとかはあっても、東海岸とかニュースクールというイメージは薄いですね。この年、ディーライト(Deee-Lite)とも組んでいるブーツィーであります。
残りの大半の曲にはアフリカ・バムバータ(Afrika Baby Bambaataa)が関わっています。
デトロイトのコーラス・グループ、スピナーズ(Spinners)70年のシングル “It’s A Shame” を大ネタに使い、そこにブーツィーのノリを持ちこむというのはアイディアですね。ヒップホップとかソウルとか、東か西かとか、名称や時代は脇に置いておいて、ブラック・ミュージックのあのウキウキするようなノリが楽しめます。
“It’s A Shame (My Sister)”
“I Do As I Please”
1990年。ネイティブ・タン一派とされるモニー・ラブのデビュー・アルバム。ブーツィーはギターで3曲に参加。
ブーツィーとヒップホップといえばやっぱりこの後のアイス・キューブやスヌープとか、西海岸勢とのつきあいが印象強く、またはクリスチャン・ラップの系統に多く参加しているとかはあっても、東海岸とかニュースクールというイメージは薄いですね。この年、ディーライト(Deee-Lite)とも組んでいるブーツィーであります。
残りの大半の曲にはアフリカ・バムバータ(Afrika Baby Bambaataa)が関わっています。
デトロイトのコーラス・グループ、スピナーズ(Spinners)70年のシングル “It’s A Shame” を大ネタに使い、そこにブーツィーのノリを持ちこむというのはアイディアですね。ヒップホップとかソウルとか、東か西かとか、名称や時代は脇に置いておいて、ブラック・ミュージックのあのウキウキするようなノリが楽しめます。
2017年9月30日土曜日
Bootsy’s Rubber Band “Live In Louisville 1978”
ブーツィズ・ラバーバンド、独り立ちしてメインアクトを務めた Player Of The Year ツアーからのライブ音源。1999年。
演奏はとにかく押せ押せでグイグイ乗せてきます。ひたすら攻めてきます。両ツアーからの映像はそれぞれDVDやネットでも見られる訳ですが、音だけでも知らず知らずに乗せられてしまいます。
この頃はバーニーは不在ですが。もし同行していたらどんな音になっていたでしょうか。
それにしてもこのような音源は(CDメディアにしなくても)Bootzilla Productions のサイトからでもどんどん公開して、もっと楽しませて欲しいものであります。
“Live In Oklahoma 1976”
同じように、こちらはマザーシップ・コネクション・ツアーからパーラメント-ファンカデリックの前座を務めたステージの模様といわれるライブ音源。2001年。演奏はとにかく押せ押せでグイグイ乗せてきます。ひたすら攻めてきます。両ツアーからの映像はそれぞれDVDやネットでも見られる訳ですが、音だけでも知らず知らずに乗せられてしまいます。
この頃はバーニーは不在ですが。もし同行していたらどんな音になっていたでしょうか。
それにしてもこのような音源は(CDメディアにしなくても)Bootzilla Productions のサイトからでもどんどん公開して、もっと楽しませて欲しいものであります。
2017年9月7日木曜日
Bootsy’s New Rubber Band “Live In Japan 1993”
1993年にまずビデオテープ、次いで2002年にDVDで再リリースされた、1993年8月、川崎でのライブを収めた映像。
ジョージ・クリントン & Pファンク・オールスターズの前座となるステージなのですから、ゼイタク極まりないですね。1時間ちょっとのコンパクトにまとめられた収録時間も濃密です。
ラバーバンドの曲を前振りに、パーラメント、ファンカデリックの曲が強力。見所はやはりバーニー。ブーツィーと二人して肩を組んで、カメラに向かってポーズを決める瞬間もヤマ場です。そうしてあのベース・ソロになだれこんでいきます。
次の再発の際は、カットされているバーニーのソロ・コーナーをぜひフルで収録して欲しいものです。
ジョージ・クリントン & Pファンク・オールスターズの前座となるステージなのですから、ゼイタク極まりないですね。1時間ちょっとのコンパクトにまとめられた収録時間も濃密です。
ラバーバンドの曲を前振りに、パーラメント、ファンカデリックの曲が強力。見所はやはりバーニー。ブーツィーと二人して肩を組んで、カメラに向かってポーズを決める瞬間もヤマ場です。そうしてあのベース・ソロになだれこんでいきます。
次の再発の際は、カットされているバーニーのソロ・コーナーをぜひフルで収録して欲しいものです。
2017年7月31日月曜日
Back in the Day: The Best of Bootsy
1994年リリース。1976年-1982年のワーナー時代のグレーテスト・ヒッツ集。コンパクトにまとめた一枚ものながら、価値あるベスト盤です。
ブーツィーがラバーバンド以前に組んでいたハウスゲスツ(House Guests)の、1971年のシングル盤 “What’s So Never The Dance”。
ラバーバンドのデビュー盤から “Psychoticbumpschool” が、これは1976年のPファンク・アース・ツアーに同行した際のライブ版で。
そして1980年、ラバーバンド後のブーツィ初のソロ・アルバム “Ultra Wave” から、7インチのシングル盤 “Mug Push” のウラ面に収録されていた “Scenery”。
と、この3曲がポイント。1982年のシングル盤 “Body Slam!” も収録されていますし、この後の2001年にライコから出された2枚組のベスト盤と比べても、今でも価値の高い一枚です。
ブーツィーがラバーバンド以前に組んでいたハウスゲスツ(House Guests)の、1971年のシングル盤 “What’s So Never The Dance”。
ラバーバンドのデビュー盤から “Psychoticbumpschool” が、これは1976年のPファンク・アース・ツアーに同行した際のライブ版で。
そして1980年、ラバーバンド後のブーツィ初のソロ・アルバム “Ultra Wave” から、7インチのシングル盤 “Mug Push” のウラ面に収録されていた “Scenery”。
と、この3曲がポイント。1982年のシングル盤 “Body Slam!” も収録されていますし、この後の2001年にライコから出された2枚組のベスト盤と比べても、今でも価値の高い一枚です。
2017年6月24日土曜日
Soup Dragons “Hydrophonic”
“Motherfunker”
1994年。80年代半ばから活動したスコットランドのグループ、スープ・ドラゴンズの最後のアルバムから。ブーツィー参加のこの曲は踊れる系のロック・ナンバー。
出だしのサイケな感じから、ブルースハープの音色、スペース・ベースが太く刻むリズムがカッコ良く。
メインのボーカル・パートが少々弱いのと、もう一段階、次の第2弾ロケットが炸裂しないままに曲が終わってしまう感もあるような。
1994年。80年代半ばから活動したスコットランドのグループ、スープ・ドラゴンズの最後のアルバムから。ブーツィー参加のこの曲は踊れる系のロック・ナンバー。
出だしのサイケな感じから、ブルースハープの音色、スペース・ベースが太く刻むリズムがカッコ良く。
メインのボーカル・パートが少々弱いのと、もう一段階、次の第2弾ロケットが炸裂しないままに曲が終わってしまう感もあるような。
2017年5月20日土曜日
King All Stars “The Fabulous King All Stars”
“Hard To Handle”
“Looks Like I'm Walkin”
“Let’s Go, Let’s Go, Let’s Go”
“Try Me”
“Honky Tonk”
1991年。1988年に録音したという、キング・レコードがらみの同窓会。
オハイオ州はシンシナティにて、シド・ネイサン(Syd Nathan)によって1943年に設立されたキング・レコードは、JB御大がらみはもちろん、逸話だらけのまさに伝説の存在。ゆかりの方々が集まって、往年のヒット曲などを再演しています。
クライド・スタブルフィールド(Clyde Stubblefield)ドラム、ボーカル
ビル・ドゲット(Bill Doggett)オルガン
セント・クレア・ピンクニー(St. Clair Pinckney)サックス
ピー・ウィー・エリス(Alfred “Pee Wee” Ellis)サックス
ババ・ブルックス(Bubba Brooks)サックス
フレッド・ウェズリー(Fred Wesley)トロンボーン
ボビー・バード(Bobby Byrd)ボーカル
ヴィッキ・アンダースン(Vicki Anderson)ボーカル
ハンク・バラード(Hank Ballard)ボーカル
等々、皆さん元気そうで、集まればさっとプレイできそうな現役感が良い感じ。全11曲中、ブーツィーが演奏に加わっているとクレジットにあるのは5曲。太いベースが聴けますが、これはあくまでご愛嬌。
“Looks Like I'm Walkin”
“Let’s Go, Let’s Go, Let’s Go”
“Try Me”
“Honky Tonk”
1991年。1988年に録音したという、キング・レコードがらみの同窓会。
オハイオ州はシンシナティにて、シド・ネイサン(Syd Nathan)によって1943年に設立されたキング・レコードは、JB御大がらみはもちろん、逸話だらけのまさに伝説の存在。ゆかりの方々が集まって、往年のヒット曲などを再演しています。
クライド・スタブルフィールド(Clyde Stubblefield)ドラム、ボーカル
ビル・ドゲット(Bill Doggett)オルガン
セント・クレア・ピンクニー(St. Clair Pinckney)サックス
ピー・ウィー・エリス(Alfred “Pee Wee” Ellis)サックス
ババ・ブルックス(Bubba Brooks)サックス
フレッド・ウェズリー(Fred Wesley)トロンボーン
ボビー・バード(Bobby Byrd)ボーカル
ヴィッキ・アンダースン(Vicki Anderson)ボーカル
ハンク・バラード(Hank Ballard)ボーカル
等々、皆さん元気そうで、集まればさっとプレイできそうな現役感が良い感じ。全11曲中、ブーツィーが演奏に加わっているとクレジットにあるのは5曲。太いベースが聴けますが、これはあくまでご愛嬌。
20世紀ポップ・ロック大全集 Vol.8
1995年にイギリスのBBCが制作したポップ・ミュージックの変遷をまとめたドキュメンタリー番組 “Dancing In The Street”。これの日本語版をNHKが放送したものを2001年にDVD化。
シリーズ中、70年代のブラック音楽をテーマにしたこの巻「 ファンキー・ソウルの新展開~ファンクからディスコ~」には、JB御大やスライ、マーヴィンにスティービーといったキラ星たちと共に、フィラデルフィア・サウンドの裏方連中や、黒人音楽にかぶれて「当時、ひ弱なJBみたいだった」と語る “Young Americans” ボウイまで登場してかなり楽しめます。
とにかく名曲が次々に流れて、JBズ関連のメンバーや、ブーツィーとバーニーの仲良しコンビがインタビューに答えながら時に楽器を弾いて説明するのだから、堪らないですね。
特にJBズ〜Pファンクと渡り歩いたブーツィーは、マル特の重要人物として扱われています。
シリーズ中、70年代のブラック音楽をテーマにしたこの巻「 ファンキー・ソウルの新展開~ファンクからディスコ~」には、JB御大やスライ、マーヴィンにスティービーといったキラ星たちと共に、フィラデルフィア・サウンドの裏方連中や、黒人音楽にかぶれて「当時、ひ弱なJBみたいだった」と語る “Young Americans” ボウイまで登場してかなり楽しめます。
とにかく名曲が次々に流れて、JBズ関連のメンバーや、ブーツィーとバーニーの仲良しコンビがインタビューに答えながら時に楽器を弾いて説明するのだから、堪らないですね。
特にJBズ〜Pファンクと渡り歩いたブーツィーは、マル特の重要人物として扱われています。
2017年5月6日土曜日
Bootsy Collins And Bootsy’s New Rubber Band “Keepin’ Dah Funk Alive 4-1995”
1995年。ブーツィー初となるライブ盤、CD2枚組み。90年代前半を締めくくる気合い作です。
まずは前半を占めるのが自身のラバーバンドでの代表曲、ヒット曲ですが、これがメドレーで各曲短く、軽く導入部という展開。
続くバーニーの鍵盤ソロ演奏によって導かれるまま始まる次のコーナーが、往年のパーラメント、ファンカデリックの代表曲の4曲。
まずは前半を占めるのが自身のラバーバンドでの代表曲、ヒット曲ですが、これがメドレーで各曲短く、軽く導入部という展開。
続くバーニーの鍵盤ソロ演奏によって導かれるまま始まる次のコーナーが、往年のパーラメント、ファンカデリックの代表曲の4曲。
ここで改めて、バーニーとブーツィーのコンビが作りあげた各曲をじっくりと。
“P-Funk (Wants To Get Funked Up)” でのベースと鍵盤とか、ディーディー・ジェームス(Dee “Dirty Mugg” James)の重心低くのたうつギターとか、このバンドでやりたかったのはこちらなのかなと思わせる演奏です。
そしてまたラバーバンドの曲コーナーに戻って山場を迎えますが、聴きものは13分を超える “Medley: Stretchin’ Out / Touch Somebody” ~ “Night of the Thumpasorus Peoples”。
とにかく今現在のこのバンドの爆発力が楽しめます。
この爆音は実際のライブとは異なる音かもしれませんが構いません。クレジットには、ライブ盤にまとめたリミックスはブーツィ自身、とあり。
“P-Funk (Wants To Get Funked Up)” でのベースと鍵盤とか、ディーディー・ジェームス(Dee “Dirty Mugg” James)の重心低くのたうつギターとか、このバンドでやりたかったのはこちらなのかなと思わせる演奏です。
そしてまたラバーバンドの曲コーナーに戻って山場を迎えますが、聴きものは13分を超える “Medley: Stretchin’ Out / Touch Somebody” ~ “Night of the Thumpasorus Peoples”。
とにかく今現在のこのバンドの爆発力が楽しめます。
この爆音は実際のライブとは異なる音かもしれませんが構いません。クレジットには、ライブ盤にまとめたリミックスはブーツィ自身、とあり。
2017年4月28日金曜日
Illya Kuryaki & The Valderramas “Leche”
“DJ Droga”
1999年。アルゼンチンはブエノスアイレスの2人組。アルバム・タイトルは英訳すると Milk 、これは母乳ということでしょうか。写真を見れば一目瞭然ですが、茶色の肌色に白いミルク色のCDの盤面と凝っていますね。で、胸元の白いアルバム・タイトルの感じがまたね。
Wikipedia によるとその音楽スタイルは70s、80sのファンクとディスコ・ミュージック、ラップとロックだそう。ブラジルのリオデジャネイロでいうファンキとどのように違うのか? 分かりません。
聴けばすごくストレートなダンスもの。ブーツィー参加の “DJ Droga” も気持ちよく聞けて、エンディングのスペース・ベースのソロまで一気になだれこんでいきます。
1999年。アルゼンチンはブエノスアイレスの2人組。アルバム・タイトルは英訳すると Milk 、これは母乳ということでしょうか。写真を見れば一目瞭然ですが、茶色の肌色に白いミルク色のCDの盤面と凝っていますね。で、胸元の白いアルバム・タイトルの感じがまたね。
Wikipedia によるとその音楽スタイルは70s、80sのファンクとディスコ・ミュージック、ラップとロックだそう。ブラジルのリオデジャネイロでいうファンキとどのように違うのか? 分かりません。
聴けばすごくストレートなダンスもの。ブーツィー参加の “DJ Droga” も気持ちよく聞けて、エンディングのスペース・ベースのソロまで一気になだれこんでいきます。
Kyle Jason “Generations”
“Uptown”
“Hash”
“Generations”
1997年。パブリック・エネミー(Public Enemy)のチャックDが起こしたレーベル “SLAMjamz” からリリースされたアルバム。カイル・ジェイソンは今もそこで活動を続けているようです。
ブーツィーは上記の3曲をプロデュース。ベース、ドラム、ギターとトラック作成も。
唯一ボーカルまで入れて、3曲中で目玉となるだろう “Hash” 、“Dr. Funkenstein” (1976) に似たベースラインを持つ “Generations”、そしてブーツィとしては珍しいマーヴィン・ゲイな曲調の “Uptown”。
あくまでもカイル・ジェイソンのボーカルが主役の、ベース・ソロが前に出てくるようなことのない展開ですが、完全にブーツィー印のトラックです。
3曲も関わるとは、やはりチャックDとの親密な関係があるからでしょうか。
ディアンジェロ(D'Angelo)の登場以降を横目ににらんでのアルバムと言われる一枚ですが、他にもミスター・フィドラーの兄弟(Joseph “Amp” Fiddler、Thomas “Bubz” Fiddler)も参加の曲あり。
“Hash”
“Generations”
1997年。パブリック・エネミー(Public Enemy)のチャックDが起こしたレーベル “SLAMjamz” からリリースされたアルバム。カイル・ジェイソンは今もそこで活動を続けているようです。
ブーツィーは上記の3曲をプロデュース。ベース、ドラム、ギターとトラック作成も。
唯一ボーカルまで入れて、3曲中で目玉となるだろう “Hash” 、“Dr. Funkenstein” (1976) に似たベースラインを持つ “Generations”、そしてブーツィとしては珍しいマーヴィン・ゲイな曲調の “Uptown”。
あくまでもカイル・ジェイソンのボーカルが主役の、ベース・ソロが前に出てくるようなことのない展開ですが、完全にブーツィー印のトラックです。
3曲も関わるとは、やはりチャックDとの親密な関係があるからでしょうか。
ディアンジェロ(D'Angelo)の登場以降を横目ににらんでのアルバムと言われる一枚ですが、他にもミスター・フィドラーの兄弟(Joseph “Amp” Fiddler、Thomas “Bubz” Fiddler)も参加の曲あり。
2017年4月26日水曜日
Menace The Men X Perience “La Mancha Negra: The Black Stain”
“Truth Of Sex”
1998年。デビュー盤の後に、メナースが日本だけの発売という形で残したアルバム2枚の内のひとつ。
この曲はブーツィーのベース、メイシオのサックスと完全にPファンク。ブーツィー裏方に徹しての端正な(無記名な)ベース・プレイです。
ブーツィーが目当てということであれば、デビュー盤 “Doghouse” の方が露出度も高いでしょうか。
マルチ・プレイヤーで自作自演、プロデューサーでもあるメナースは、Pファンクという括り以上に、このアルバムでも多彩なゲスト(Don Blackman、Vernon Reid、Keziah Jones)を招いてプレイしています。
メナースの日本発売アルバムのもうひとつが、
1998年。デビュー盤の後に、メナースが日本だけの発売という形で残したアルバム2枚の内のひとつ。
この曲はブーツィーのベース、メイシオのサックスと完全にPファンク。ブーツィー裏方に徹しての端正な(無記名な)ベース・プレイです。
ブーツィーが目当てということであれば、デビュー盤 “Doghouse” の方が露出度も高いでしょうか。
マルチ・プレイヤーで自作自演、プロデューサーでもあるメナースは、Pファンクという括り以上に、このアルバムでも多彩なゲスト(Don Blackman、Vernon Reid、Keziah Jones)を招いてプレイしています。
メナースの日本発売アルバムのもうひとつが、
2017年4月25日火曜日
Andre Foxxe “I'm Funk And I'm Proud”
“Pizzazz”
1993年。アンドレ・フォックスの日本だけで発売されたソロ作。当時のPファンク・ブームのたまものですね。
小品ですがベース、ギター、キーボード、ドラム・プログラムをブーツィー、という一曲。
打ち込みのチープな音は80年代の録音のような印象で、ジョージ・クリントン親分の “Computer Games” や George Clinton Presents “Our Gang Family” に収録されていても違和感はないかも。
元々は1986年にリリースされた12インチ・シングルの The A Foxxe Jam “Pizazz/Black Beach” でした。9分30秒ほどあったものが、こちらでは5分30秒ほどに短縮されて再録。
右チャンネルから滑りこんでくるリズム・ギターが何気なくカッコ良い。のですが、アルバム版ではエンディングぎりぎりに少し聴けるのみ。
1993年。アンドレ・フォックスの日本だけで発売されたソロ作。当時のPファンク・ブームのたまものですね。
小品ですがベース、ギター、キーボード、ドラム・プログラムをブーツィー、という一曲。
打ち込みのチープな音は80年代の録音のような印象で、ジョージ・クリントン親分の “Computer Games” や George Clinton Presents “Our Gang Family” に収録されていても違和感はないかも。
元々は1986年にリリースされた12インチ・シングルの The A Foxxe Jam “Pizazz/Black Beach” でした。9分30秒ほどあったものが、こちらでは5分30秒ほどに短縮されて再録。
右チャンネルから滑りこんでくるリズム・ギターが何気なくカッコ良い。のですが、アルバム版ではエンディングぎりぎりに少し聴けるのみ。
2017年4月24日月曜日
Ground Zero “Future Of The Funk EP”
1991年。EPとあるように6曲入りのミニ・アルバム。Featuing Bootsy Collins と、ブーツィー参加(と公認)であることを強くうたっています。
ブーツィーがどこまで後押ししたものか、クレジットのようにPファンクの大ネタが使われています。ネタというかそのまんまの流用なので。本人参加とはいえ、オリジナルになにかを足したというものでは、、、。
グラウンド・ゼロのラップとブーツィーのボーカルは共に勢いあって元気。
1. Lettin Ya Know (Hampin’We Will Go) - Radio Mix
contains samples from “Disco To Go”
2. Show N Tell
contains samples from “Pumpin It Up”
3. Nuthin To It
contains samples from “Agony Of Defeat”
4. Lettin Ya Know (Hampin’ We Will Go) - P-Mix
5. Grim Reaper Prelude
6. The Zone Of Zero Funkativety
contains samples from “Mothership Connection”
ブーツィーがどこまで後押ししたものか、クレジットのようにPファンクの大ネタが使われています。ネタというかそのまんまの流用なので。本人参加とはいえ、オリジナルになにかを足したというものでは、、、。
グラウンド・ゼロのラップとブーツィーのボーカルは共に勢いあって元気。
1. Lettin Ya Know (Hampin’We Will Go) - Radio Mix
contains samples from “Disco To Go”
2. Show N Tell
contains samples from “Pumpin It Up”
3. Nuthin To It
contains samples from “Agony Of Defeat”
4. Lettin Ya Know (Hampin’ We Will Go) - P-Mix
5. Grim Reaper Prelude
6. The Zone Of Zero Funkativety
contains samples from “Mothership Connection”
2017年4月15日土曜日
Eddie Hazel “Rest In P”
1994年。これもやはり当時のブームの流れの中の一枚。
ある曲が完成するまでの経過だったり、ちょっとしたリフを基にしたセッションだったりと、エディ・ヘイゼルのギターを主役に、Pファンクの舞台裏が覗けます。
曲毎の細かなクレジットはないものの、アルバム中でも特に印象的なベースが聴けるのが “No, It's Not!”。これはファンカデリックのアルバム “Hardcore Jollies” に収録のナンバー “Comin’ Round The Mountain” に至る発展途中のセッション。カッコ良いです。
ある曲が完成するまでの経過だったり、ちょっとしたリフを基にしたセッションだったりと、エディ・ヘイゼルのギターを主役に、Pファンクの舞台裏が覗けます。
曲毎の細かなクレジットはないものの、アルバム中でも特に印象的なベースが聴けるのが “No, It's Not!”。これはファンカデリックのアルバム “Hardcore Jollies” に収録のナンバー “Comin’ Round The Mountain” に至る発展途中のセッション。カッコ良いです。
2017年4月13日木曜日
The Horny Horns “The Final Blow”
“Lickity Split”
“The Cookie Monster”
1994年。これも当時のブームに乗ってリリースされたホーニー・ホーンズの未発表曲集。
“Lickity Split” は、Pファンク・オールスターズ本体の未発表曲集の2枚め “Plush Funk” に収録されていた曲のロング・バージョン。5分44秒だったものが、9分を超える長さに。
1979年の録音ということで、ドラムにタイロン・ランプキン(Tyrone Lampkin)、ギターにマイケル・ハンプトン(Michael Hampton)、そしてバーニーのクラヴィネットとブーツィーのベースという強力メンバー。メイシオとフレッドの吹きまくりを支える、クールなホット・ナンバーです。
“The Cookie Monster” では、ブーツィーのぐにょぐにょベースの暴れ具合が楽しめます。曲としては発展途中な分、ラバーバンドの方に収録されてもOKのような、のたうちっぷり。
“The Cookie Monster”
1994年。これも当時のブームに乗ってリリースされたホーニー・ホーンズの未発表曲集。
“Lickity Split” は、Pファンク・オールスターズ本体の未発表曲集の2枚め “Plush Funk” に収録されていた曲のロング・バージョン。5分44秒だったものが、9分を超える長さに。
1979年の録音ということで、ドラムにタイロン・ランプキン(Tyrone Lampkin)、ギターにマイケル・ハンプトン(Michael Hampton)、そしてバーニーのクラヴィネットとブーツィーのベースという強力メンバー。メイシオとフレッドの吹きまくりを支える、クールなホット・ナンバーです。
“The Cookie Monster” では、ブーツィーのぐにょぐにょベースの暴れ具合が楽しめます。曲としては発展途中な分、ラバーバンドの方に収録されてもOKのような、のたうちっぷり。
George Clinton & The P-Funk All Stars “Go For Yer Funk”
1992年から翌年にかけて、Pファンクの未発表曲集としてリリースされたシリーズの第一作め。海外盤では、George Clinton Family Series ともタイトルされている全5作です。
やはりあくまでファン向けの企画ではありますが、どのアルバムもPファンク好きには聞き応え充分。
やはりあくまでファン向けの企画ではありますが、どのアルバムもPファンク好きには聞き応え充分。
各タイトル毎に一曲ずつ、ブーツィーがしっかりとからんだ曲も収録されています。
“Go For Yer Funk”
“Plush Funk”
“P Is The Funk”
“Testing Positive 4 The Funk”
“A Fifth Of Funk”
ちょっとアルバム・タイトルが、クリントン親分にしては安易?、短いし。ジャケット・デザインにしても、輸入盤も含めて、残念か。
“Go For Yer Funk”
“Plush Funk”
“P Is The Funk”
“Testing Positive 4 The Funk”
“A Fifth Of Funk”
ちょっとアルバム・タイトルが、クリントン親分にしては安易?、短いし。ジャケット・デザインにしても、輸入盤も含めて、残念か。
ロックの方面でも、今やベテラン達が遺産である音源の整理に積極的です。配信という形でも、このような蔵出し企画が再びスタートできないかと思いますが。
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