2017年4月26日水曜日

Menace The Men X Perience “La Mancha Negra: The Black Stain”

“Truth Of Sex”

1998年。デビュー盤の後に、メナースが日本だけの発売という形で残したアルバム2枚の内のひとつ。
この曲はブーツィーのベース、メイシオのサックスと完全にPファンク。ブーツィー裏方に徹しての端正な(無記名な)ベース・プレイです。
ブーツィーが目当てということであれば、デビュー盤 “Doghouse” の方が露出度も高いでしょうか。

マルチ・プレイヤーで自作自演、プロデューサーでもあるメナースは、Pファンクという括り以上に、このアルバムでも多彩なゲスト(Don Blackman、Vernon Reid、Keziah Jones)を招いてプレイしています。

メナースの日本発売アルバムのもうひとつが、

Zoopadelica featuring Menace “The Life And Times Of One Chocolate Baby”

1993年。こちらの “Motown” にブーツィー参加。デトロイトの街を、有名なロックのリフをもじって歌っています。
さてメナースの次作はいつ? 曲のストックに困ることはない才人だと思いますが。