“Uptown”
“Hash”
“Generations”
1997年。パブリック・エネミー(Public Enemy)のチャックDが起こしたレーベル “SLAMjamz” からリリースされたアルバム。カイル・ジェイソンは今もそこで活動を続けているようです。
ブーツィーは上記の3曲をプロデュース。ベース、ドラム、ギターとトラック作成も。
唯一ボーカルまで入れて、3曲中で目玉となるだろう “Hash” 、“Dr. Funkenstein” (1976) に似たベースラインを持つ “Generations”、そしてブーツィとしては珍しいマーヴィン・ゲイな曲調の “Uptown”。
あくまでもカイル・ジェイソンのボーカルが主役の、ベース・ソロが前に出てくるようなことのない展開ですが、完全にブーツィー印のトラックです。
3曲も関わるとは、やはりチャックDとの親密な関係があるからでしょうか。
ディアンジェロ(D'Angelo)の登場以降を横目ににらんでのアルバムと言われる一枚ですが、他にもミスター・フィドラーの兄弟(Joseph “Amp” Fiddler、Thomas “Bubz” Fiddler)も参加の曲あり。