1995年。バーニーがメンバーとして参加したこのアルバム、顔ぶれの組み合わせが素晴らしい。主役はジェームス・ブラッド・ウルマー(James Blood Ulmer)。ドラムにジガブー・モデリスト(Joseph “Zigaboo” Modeliste)。鍵盤にバーニー・ウォーレル(Bernie Worrell)とアミナ・クローディン・マイヤーズ(Amina Claudine Myers)。
このメンツにこのバンド名、このアルバム・タイトル。とにかく期待度がすごい。この盛り上がりだけで充分楽しめます。
プロデュースが、J.B.ウルマーとビル・ラズウェル(Bill Laswell)。
ビル・ラズウェルはとにかく夢の企画を現実にしちゃいますが、大事な夢だからこそ大切に育てるよりもスピード重視なんでしょう。バーニーはそれに応えられるのでしょうね。
ウルマーもビルのベースも、ファンクな疾走感が気持ち良く。個々のプレイは黄金級です。
アートワークが横尾忠則とのことですが、これはもう少しライトな感じの方が内容に合っているような。