2016年10月16日日曜日

MACEO “For All The King’s Men”

1990年。ビル・ラズウェル(Bill Laswell)とブーツィーのプロデュース、3曲5トラック入りのミニ・アルバム。 J.B御大の “Sex Machine”、“Soul Power” をモチーフにした再演版2曲がメイン。
当時、塀の中に収監中だったJ.B御大を出してやれよ、てな内容で。ブーツィーの打ち込みトラックに乗って、メンバーにバリバリに吹いてもらおうという企画。

メイシオの名前が立っていますが、フレッド・ウェズリー(Fred Wesley)もいますし、ボビー・バード(Bobby Bird)のボーカルも目立っています。こっそりとあのスライまで鍵盤を弾いていますし。
各人がアレンジの中に収められた感があり、メイシオのブロウを聴くということでは “Roots Revisited” に軍配があがるかな。
やっぱり主役は実はブーツィーのサウンドですか。“Sax Machine” にはバーニーも参加。