“Know Who You Are”
1991年。元シック(Chic)のボーカル担当でソロ・アルバムも発表しているノーマ・ジーン(Norma Jean Wright)と、やはりシックを始め様々なミュージシャンと共演しているキーボード担当のレイモンド・ジョーンズ(Raymond Jones)の二人が組んだのが、ステート・オブ・アート。
ブーツィーの参加は1曲のみ。“Know Who You Are” はPファンクな曲調ですが、ベースのプレイは半歩ほど下がった、あくまでボーカルをフロントに立てたもの。曲が進むにつれて、スペース・ベースのフレーズがすっと食いこんでくるのがカッコ良し。ジャズっぽさも増す終盤、ブーツィーはそれ以上出てこないまま終わってしまいますが。
大音量で聴きたくなるカッコ良い曲なだけに、ベースがソロを取るようなロング・バージョンでもあれば、うれしいところですが。