全9曲すべてに共同でブーツィーとマイコ・ウェイヴの名前があります。
Producer – Bootsy Collins
Guitar – Catfish Collins
Keyboards – Wes Boatman
Piano – Bernie Worrell
Saxophone – Maceo Parker
Vocals – Vicky Vee
と、“Whats Bootsy Doin’?” にもつながる、80年代のブーツィー関連のクレジットでよく見る名が見受けられます。今のところCDは、1994年の日本盤のみのよう。
アルバムの前半A面にはダンサブルな曲が並びます。ファンクな曲では、もっとバーニーの鍵盤がナナメに切りこんでくるとか、そんな展開が聞けるとより楽しいのですが。
どうもアレンジの範囲内でしょうか。あまり、Pファンクな色は狙っていないということかもしれません。
後半B面の終盤では曲調のバリエーションも広がって。“American Dream” とか完全にストレートなロック・ナンバーも聴けますが、ブーツィーの基本的なベース・プレイの上手いこと。
ところで同じ1987年、同じレーベル系統のCBSでは、マイケルの “Bad” がヒット。“Speed Demon” とか、もちろんブーツィーも聴いたでしょうね。そうして、“Whats Bootsy Doin’?” の録音に向かっていきます。