2017年4月23日日曜日

Space Cadets “Da Bomb”

1981年のオリジナルLP盤の7曲に、さらに未発表7曲を追加という充実の内容で、1999年にヨーロッパにてCD化されたもの。
スペース・カデッツ(士官候補生)の中心人物は、プロデューサーおよびギターのNairobi Sailcat。ピアノ、クラヴィネットでバーニー・ウォーレル(Bernie Worrell)、そしてドラムのタイロン・ランプキン(Tyrone Lampkin)がPファンク本家から参加。ベースはT.M. Stevens、などなど。

Pファンクがらみで紹介されるアルバムですし、実際それらしかったり、実にブーツィーを思わせるスロー曲まであります。
Pファンク本家(ここでは候補生に対する士官クラスか)からの関係とか位置づけはともかく、これは気持ちよくダンサブルに聴かせてくれる一枚。80年代に向けた、バーニーの代表的な仕事でしょうか。

万人向けのサウンドということはなく、ジャケットのイラストなど含めて、やっぱりPファンク好きでなければヒットしないだろうというセンスですけど。(MAU-MAU MYSTERY SHIP とか)