2017年4月23日日曜日

Godmoma “Here”

1981年。長らく待たされた末の2012年に、ようやく日本限定でCD化。輸出禁止と明記されています。
女性コーラス・トリオのゴッドモマですが、その名前が主役にならないのはPファンク系の常。プロデュースに、ベース、ギター、ドラムはブーツィー。

サポートとして、ギターにキャットフィッシュ(Phelps “Catfish” Collins)、キーボードにレザーシャープ(Joel “Razor Sharp” Johnson)、ホーン隊はフレッド、メイシオ、といつもの名前も。
バーニー・ウォーレル(Bernie Worrell)がいない、というのもこのサウンドの特長と言えるでしょうか。

このアルバムは、ブーツィー自身のアルバムである1980年の “Ultra Wave” と、1982年の ”The One Giveth, The Count Taketh Way” の間を埋めるサウンドを聴くことができる、というのが最大のポイント。
アルバム・タイトル曲の “Godmoma Here” を始め、“Hands Up (Punk Funk)” のベース・プレイや大団円を迎える “Godmoma Of Love” まで、ブーツィー好きには聴きどころ満載です。