2002年、ブーツィーのソロ・アルバム。曲毎に複数のプロデューサーと組みながら、多彩なゲストを招いて、それぞれとコラボを試みている一枚です。
トラック・メーカーとしてラッパーやボーカルを立てつつ、レゲエっぽかったりと、パーカッシブなナンバーが多く。
“All Star Funk” やジョージ・クリントン親分の参加した “Funky And You Know It” など、カッコ良いですね。
シングルになった “Play With Bootsy” は、“Body Slam!” タイプのすっきり、キャッチーな曲。ここではオーソドックスに、円熟のベース・ラインを聴かせたりしていますが。
全体には、地味めの曲が多い印象でしょうか。
ロック寄りの尖がった方面がなかったり、スペース・ベースの轟音も聴かれなかったり。
多彩なゲストといっても、ブーツィー自身が多方に出かけて参加している数の方が、もうはるかに多いという事実もあるし。