“All Funked Up”
1992年。ビル・ラズウェル Bill Laswell の関連作品で必ず見かけるお名前の方、ロバート・マッソ。
ギターが主役のジャズ・ロックなサウンドで、ビル・ラズウェルの多彩な世界をノリ良く聴かせてくれます。
ブーツィーはボーカルで一曲に参加。といっても歌うわけでなく、掛け声とかはやし立てているだけ。
JBズを下敷きにしたようなホーンも活躍するこの曲のベースは、ヨナス・エルボーグ(Jonas Hellborg)。彼の高等プレイをはじめ、達者な演奏がアルバムのあちこちでさらりと展開されますが、全般に万人向けのジェントルな仕上がり。
クレジットによれば、ほとんどのベースをビルがやっているようですが、彼のベースラインを聞いていると、どうしても、もう少しダブっぽく処理しても良いかも、と思ったり。