2017年2月13日月曜日

Herbie Hancock “Perfect Machine”

1988年。ビル・ラズウェル(Bill Laswell)のプロデュースで、「処女航海」の再演も。
全6曲中、ビートのきいた5曲のクレジットに、連名でブーツィーの名前が記載されており、"Vibe Alive" ではマイコ・ウェイヴ(Mico Waves)の名前も含まれている。
ブーツィー目当てとなると、その “Vibe Alive” と “Beat Wise” の2曲でしょうか。どちらもボーカルにシュガーフット(Leroy “Sugarfoot” Bonner)が参加。

“Maiden Voyage/P.Bap” は「処女航海」のエレクトロ版。後半の “P.Bap” なんていう曲名からして、ブーツィーにはもう少し前に出てきて欲しいところ。ここでベースがひと暴れする山場があれば、このアルバムの目玉になったかも。
ラストを飾る “Chemical Residue” は主役のハンコックのソロ曲ですが、これが美しい。