2007年。ザップ・ママはマリー・ドルヌ Marie Daulne のソロ・プロジェクトだそう。
ウィキペディアによると複雑な背景を持った女性のようですが、2000年代以降はニューヨークを拠点に活動中とのこと。
この方の場合、コンゴ(旧ザイール)やピグミーといったワードも紹介されたりするようですが、このアルバムを聴くのにそれは特に気にしなくて良いかも。
ミシェル・ンデゲオチェロ Me’Shell NdegéOcello は一曲にベースで参加。この曲も、アフロ・ポップとかエスノ色は薄めのファンク寄り。
ミシェルのベースはいつも通りに重心低く、ズビズビと走っております。ではありますが、曲としてはどうも少し大人しく聴こえてしまうような。
“Red Hot + Riot”(2002年)や “Yerba Buena”(2003年)を聴いた後では、比べてしまうのも致し方ないところでしょうか。
ギターはデヴィッド・ギルモア David Gilmore ですが、もちろんロック畑で有名なあの方ではなく、スティーブ・コールマン Steve Coleman のアルバム等に参加したジャズ畑のギタリスト。