2007年。ラウル・ミドン Raul Midon という方、写真を拝見しますと、南米はブラジルのシンガーソングライターなのかと思わせるような風貌をしております。スティーヴィー・ワンダーを彷彿とさせるなんて紹介しているのを見かけましたが。
米国を拠点に活躍中だという彼のこのアルバム、邦題は、世界の中の世界。ジャケットのデザインは、彼に聴こえる音、そして彼だけの世界を表現したものでありましょうか。彼は受け身ばかりではなく、ギターという音を発せられる道具を携えています。
ミシェル・ンデゲオチェロ Me’Shell NdegéOcello が参加したのは、あまりベースの出番もない、静かめの曲です。正直、ミシェルでなくてもいいような。とはいえ、もう間違いなく良い曲で。