You Owe Me Nothing In Return
2002年。アラニス・モリセット、初のセルフ・プロデュース作というロックなアルバムの2曲に、ミシェル・ンデゲオチェロ Me’Shell NdegéOcello がベースで参加。
どちらの曲でも、音数の少ない、シンプルですが効果的なベース・ラインを聴かせてくれます。ミックスも聴きやすいし。
シングルにもなった “So Unsexy” など、ラジオから流れてきたら気持ち良さそう。アラニスという方が、たくさんのヒット曲を持っているというのも納得です。
こういった曲でも、ドラムのゲイリー・ノヴァク Gary Novak と共に、的確に、オーダーに応じた(のだろう)演奏でバックアップしております。
このドラマーも、アラニスとは数枚のアルバムで組んでいるようですが、主な仕事場はジャズ畑のよう。
アラニスを含めて、皆がイメージをうまく形にできる職人たちなのでしょう。ヒットさせるにしても、1位は大変だけど15位ぐらいで良いかみたいな、目標設定が明確な感じ。ミシェルもゲストで呼ばれた場合など、時にはそうしてみせますでしょうか。