2024年3月16日土曜日

Eric Benét “A Day In The Life”

Ghetto Girl

1999年。エリック・ベネイのセカンド・アルバム。プロデューサーやプレイヤー、ボーカル等々のゲストが色々と招かれていますが、その内の一曲にミシェル・ンデゲオチェロ Me’Shell NdegéOcello もベース、ボーカルで参加。

ミシェルのベースに関しては、この曲では主張することはなく。シンセ・ベースのような音をボンボンボンと鳴らしていますが、それ以上の進展はなく。

歌ものアルバムなのだから当然なんでしょうけれど、歌が主役という主従関係がかっちりと固定されて揺るぎませんので、もういっそ無駄な音は出さない方が良し、と徹したのか、あるいはカットされたりしたのか。
ミシェルの声も少し登場しますが、さほど活かされているとは。

曲のタイトルや歌詞にあるゲットーの彼女、とそのように呼びかけられて、これはピンとくるのでしょうか。ほめ言葉なのでしょうか。
リアルな彼女が必要なんだと訴えかけますが、それもたっぷりの感情をこめて揺るぎなく歌われているだけに、どうなんでしょうか。