2023年10月7日土曜日

Chaka Khan “Epiphany: The Best Of Chaka Khan Volume One”

Never Miss The Water
Every Little Thing

1996年。チャカ・カーンの、ベスト盤。それまでのヒット曲、代表曲を集めた前半に加えて、後半には現在進行の新曲を並べて構成された一枚。
新曲の方にはデヴィッド・ギャムソン David Gamson も関わっていて、そのつながりか、ミシェル・ンデゲオチェロ Me’Shell NdegéOcello が2曲に参加している形です。

“Never Miss The Water” は当時最新のチャカ・カーンを伝えるフロア向け曲。
ミシェルのなめらかなベース・ラインが曲の土台を支えながら、要所に入る彼女のボーカルもキモ。個人的にはチャカ・アンド・ミシェルとしても良いぐらいでしょうか。
シングル盤にはリミックス版も多数あって。ちなみにギターでワーワー・ワトソン Wah Wah Watson の名前も。

“Every Little Thing” は比べれば地味めながらジャズの香りが。こちらの曲でもミシェルのクールなベースが走っています。

チャカのボーカルは余裕しゃくしゃく、年季というものを楽しませてくれます。 
チャカ・カーンは、やはりジャズを忘れないですね。ここでも、エラ・フィッツジェラルドの(愛すべき)想い出に捧ぐ、と謝辞を記していたり。エラの最晩年は泣けますし。チュニジアの夜もやってます。