1997年。アメリカの人気TVコメディ番組「リヴィング・シングル」のサントラ盤、だそう。どんな番組なのかは未見ですが、チャカ・カーンは彼女自身の役で出演とのこと(ウィキぺディアに記載が/ Chaka Khan as herself (Season 5, Episode 6))。
番組内では歌コーナーがあって、そこでのスタジオ・ライブなのでしょうか。音を聴く限りそのような感じに聴こえますが。バックの演奏は前もっての録音なのかもしれません。
ミシェル・ンデゲオチェロ Me’Shell NdegéOcello のベースを始め、ドラムはレオン・ンドゥグ・チャンクラー Leon Ndugu Chancler 。
他の顔ぶれとしては、ギターにワーワー・ワトソン Wah Wah Watson、サックスにジョシュア・レッドマン Joshua Redman、プロデュースは(キーボード&プログラミングも)デヴィッド・ギャムソン David Gamson、とこの辺りはミシェルのファースト(1993年)とセカンド(1996年)のアルバムでもお馴染みな。
ベースに関してはもう一人、アコースティックベースのクレジットもあって。ジャズなパートではそちらが、ダンサブルなパートに関してはミシェルがプレイと、凝ったアレンジのされた曲であります。チャカは難なく乗りこなして歌いあげてますけど。
豪華なバッキングですが、それに見合うボーカルですもの。
この曲も、それからチャカのベスト盤 “Epiphany: The Best Of Chaka Khan Volume One” (1996年)に収録されていた新曲も、チャカのニューアルバム “Dare You To Love Me”(1995年)として、まとめられて発売予定されていたらしい。そしてこの曲は元々が、ロージー・ゲインズ Rosie Gaines のアルバムのために用意された曲だったらしく、歌詞の方でプリンスが絡んでいたそうな。