Bootsy Collins Featuring George Clinton & The P-Funk Mob “Power Of Soul”
2004年。豪華なゲストの集まった力作揃いのトリビュート・アルバムですが、とりわけ気合の入った、この一曲に勝負した意気込みの伝わってくるナンバーです。
プロデュースはブーツィー。ベースにドラム、それにエンジニア、ミックスもと完全に自身のサウンドでジミを調理しています。
クリントン親分とPファンク・オールスターズ(P-Funk Mob)もフィーチャリングとなっていますが、ベリータ・ウッズ(Belita Woods)、ゲイリー・シャイダー(Garry Shider)といったボーカル隊の顔ぶれ。
演奏陣は、いつものキャットフィッシュ(Phelps “Catfish” Collins)のリズム・ギター、レザーシャープ(Joel “Razarsharp” Johnson)のキーボード。リード・ギターとしてクリス・ウォーカー(Chris Walker)、ブーツィーとは長いつきあいのロン・ジェニングス(Ron Jennings)が。それにドラムに、JBズ時代からのつきあいとなるメルヴィン・パーカー(Melvin Parker)の名前もあります。
William “Bootsy” Collins !! ブーツィー・コリンズ、地を這い、のたうち回るベース。すっかり絡みとられています。あんな曲もこんな曲もと手を伸ばしていたら、色々とCDも増えました。
2017年5月31日水曜日
2017年5月20日土曜日
King All Stars “The Fabulous King All Stars”
“Hard To Handle”
“Looks Like I'm Walkin”
“Let’s Go, Let’s Go, Let’s Go”
“Try Me”
“Honky Tonk”
1991年。1988年に録音したという、キング・レコードがらみの同窓会。
オハイオ州はシンシナティにて、シド・ネイサン(Syd Nathan)によって1943年に設立されたキング・レコードは、JB御大がらみはもちろん、逸話だらけのまさに伝説の存在。ゆかりの方々が集まって、往年のヒット曲などを再演しています。
クライド・スタブルフィールド(Clyde Stubblefield)ドラム、ボーカル
ビル・ドゲット(Bill Doggett)オルガン
セント・クレア・ピンクニー(St. Clair Pinckney)サックス
ピー・ウィー・エリス(Alfred “Pee Wee” Ellis)サックス
ババ・ブルックス(Bubba Brooks)サックス
フレッド・ウェズリー(Fred Wesley)トロンボーン
ボビー・バード(Bobby Byrd)ボーカル
ヴィッキ・アンダースン(Vicki Anderson)ボーカル
ハンク・バラード(Hank Ballard)ボーカル
等々、皆さん元気そうで、集まればさっとプレイできそうな現役感が良い感じ。全11曲中、ブーツィーが演奏に加わっているとクレジットにあるのは5曲。太いベースが聴けますが、これはあくまでご愛嬌。
“Looks Like I'm Walkin”
“Let’s Go, Let’s Go, Let’s Go”
“Try Me”
“Honky Tonk”
1991年。1988年に録音したという、キング・レコードがらみの同窓会。
オハイオ州はシンシナティにて、シド・ネイサン(Syd Nathan)によって1943年に設立されたキング・レコードは、JB御大がらみはもちろん、逸話だらけのまさに伝説の存在。ゆかりの方々が集まって、往年のヒット曲などを再演しています。
クライド・スタブルフィールド(Clyde Stubblefield)ドラム、ボーカル
ビル・ドゲット(Bill Doggett)オルガン
セント・クレア・ピンクニー(St. Clair Pinckney)サックス
ピー・ウィー・エリス(Alfred “Pee Wee” Ellis)サックス
ババ・ブルックス(Bubba Brooks)サックス
フレッド・ウェズリー(Fred Wesley)トロンボーン
ボビー・バード(Bobby Byrd)ボーカル
ヴィッキ・アンダースン(Vicki Anderson)ボーカル
ハンク・バラード(Hank Ballard)ボーカル
等々、皆さん元気そうで、集まればさっとプレイできそうな現役感が良い感じ。全11曲中、ブーツィーが演奏に加わっているとクレジットにあるのは5曲。太いベースが聴けますが、これはあくまでご愛嬌。
20世紀ポップ・ロック大全集 Vol.8
1995年にイギリスのBBCが制作したポップ・ミュージックの変遷をまとめたドキュメンタリー番組 “Dancing In The Street”。これの日本語版をNHKが放送したものを2001年にDVD化。
シリーズ中、70年代のブラック音楽をテーマにしたこの巻「 ファンキー・ソウルの新展開~ファンクからディスコ~」には、JB御大やスライ、マーヴィンにスティービーといったキラ星たちと共に、フィラデルフィア・サウンドの裏方連中や、黒人音楽にかぶれて「当時、ひ弱なJBみたいだった」と語る “Young Americans” ボウイまで登場してかなり楽しめます。
とにかく名曲が次々に流れて、JBズ関連のメンバーや、ブーツィーとバーニーの仲良しコンビがインタビューに答えながら時に楽器を弾いて説明するのだから、堪らないですね。
特にJBズ〜Pファンクと渡り歩いたブーツィーは、マル特の重要人物として扱われています。
シリーズ中、70年代のブラック音楽をテーマにしたこの巻「 ファンキー・ソウルの新展開~ファンクからディスコ~」には、JB御大やスライ、マーヴィンにスティービーといったキラ星たちと共に、フィラデルフィア・サウンドの裏方連中や、黒人音楽にかぶれて「当時、ひ弱なJBみたいだった」と語る “Young Americans” ボウイまで登場してかなり楽しめます。
とにかく名曲が次々に流れて、JBズ関連のメンバーや、ブーツィーとバーニーの仲良しコンビがインタビューに答えながら時に楽器を弾いて説明するのだから、堪らないですね。
特にJBズ〜Pファンクと渡り歩いたブーツィーは、マル特の重要人物として扱われています。
2017年5月10日水曜日
Bootsy Collins and The New Rubber Band “Live In Concert 1998”
2006年にヨーロッパで発売されたDVD/CDのライブ盤2枚組。North Sea Jazz Festival 1998 でのブーツィーのステージが楽しめるのがこちら。
オランダで開催される有名音楽フェスということで、他にもいくつかリリースされている同種のシリーズの内のひとつ。イレギュラー的な作品となりますが、内容は極上です。映像のDVDがメインで、オーディオCDはあくまでオマケなので、例えば曲間の編集が雑だったりしますが、この音だけでも充分に楽しめます。
まず前年のアルバム “Fresh Outta ‘P’ University” から新曲をやっていること。それに全編にわたってスペース・ベースがバッキンバッキンとプレイされていること。ラフなプレイも映像そのままで、先のライブ盤 “Keepin’ Dah Funk Alive 4-1995” と比べても、ブーツィーのリラックスした素のステージが楽しめます。
オランダで開催される有名音楽フェスということで、他にもいくつかリリースされている同種のシリーズの内のひとつ。イレギュラー的な作品となりますが、内容は極上です。映像のDVDがメインで、オーディオCDはあくまでオマケなので、例えば曲間の編集が雑だったりしますが、この音だけでも充分に楽しめます。
まず前年のアルバム “Fresh Outta ‘P’ University” から新曲をやっていること。それに全編にわたってスペース・ベースがバッキンバッキンとプレイされていること。ラフなプレイも映像そのままで、先のライブ盤 “Keepin’ Dah Funk Alive 4-1995” と比べても、ブーツィーのリラックスした素のステージが楽しめます。
2017年5月6日土曜日
Bootsy Collins And Bootsy’s New Rubber Band “Keepin’ Dah Funk Alive 4-1995”
1995年。ブーツィー初となるライブ盤、CD2枚組み。90年代前半を締めくくる気合い作です。
まずは前半を占めるのが自身のラバーバンドでの代表曲、ヒット曲ですが、これがメドレーで各曲短く、軽く導入部という展開。
続くバーニーの鍵盤ソロ演奏によって導かれるまま始まる次のコーナーが、往年のパーラメント、ファンカデリックの代表曲の4曲。
まずは前半を占めるのが自身のラバーバンドでの代表曲、ヒット曲ですが、これがメドレーで各曲短く、軽く導入部という展開。
続くバーニーの鍵盤ソロ演奏によって導かれるまま始まる次のコーナーが、往年のパーラメント、ファンカデリックの代表曲の4曲。
ここで改めて、バーニーとブーツィーのコンビが作りあげた各曲をじっくりと。
“P-Funk (Wants To Get Funked Up)” でのベースと鍵盤とか、ディーディー・ジェームス(Dee “Dirty Mugg” James)の重心低くのたうつギターとか、このバンドでやりたかったのはこちらなのかなと思わせる演奏です。
そしてまたラバーバンドの曲コーナーに戻って山場を迎えますが、聴きものは13分を超える “Medley: Stretchin’ Out / Touch Somebody” ~ “Night of the Thumpasorus Peoples”。
とにかく今現在のこのバンドの爆発力が楽しめます。
この爆音は実際のライブとは異なる音かもしれませんが構いません。クレジットには、ライブ盤にまとめたリミックスはブーツィ自身、とあり。
“P-Funk (Wants To Get Funked Up)” でのベースと鍵盤とか、ディーディー・ジェームス(Dee “Dirty Mugg” James)の重心低くのたうつギターとか、このバンドでやりたかったのはこちらなのかなと思わせる演奏です。
そしてまたラバーバンドの曲コーナーに戻って山場を迎えますが、聴きものは13分を超える “Medley: Stretchin’ Out / Touch Somebody” ~ “Night of the Thumpasorus Peoples”。
とにかく今現在のこのバンドの爆発力が楽しめます。
この爆音は実際のライブとは異なる音かもしれませんが構いません。クレジットには、ライブ盤にまとめたリミックスはブーツィ自身、とあり。
2017年5月1日月曜日
Sacred System “Nagual Site”
1998年。こちらもビル・ラズウェルのプロデュース、ベースにキーボードなども。ベースにはジャー・ウォブル Jah Wobble、コルネットでグラハム・ヘインズ Graham Haynes も参加。Gulam Mohamed Khan なるボーカルもいて、塩辛い声で唸りますし(Harmonium, Voice とクレジット)、ビル独自のダブ・サウンドの中でも民族音楽色が目立つ一枚か。
バーニーのキーボード、オルガンも聞けますが、あまり表立った活躍ではないです。
Sacred System という名義ですが、ROIRレーベルに残したダブ・アルバムとは直接的な関係はないかと思いますが、どうでしょうか。
バーニーのキーボード、オルガンも聞けますが、あまり表立った活躍ではないです。
Sacred System という名義ですが、ROIRレーベルに残したダブ・アルバムとは直接的な関係はないかと思いますが、どうでしょうか。
登録:
投稿 (Atom)