2024年5月18日土曜日

Scritti Politti “Anomie & Bonhomie”

Die Alone
The World You Understand (Is Over + Over + Over)

1999年。スクリッティ・ポリッティはグリーン・ガートサイド Green Gartside を中心とした英国のロック・グループ。80年代に、彼らと密接に関わっていたデヴィッド・ギャムソン David Gamson が、このアルバムの数曲にプロデュースやミックスで参加。その内の2曲に、ミシェル・ンデゲオチェロ Me’Shell NdegéOcello もベースとボーカルで参加。

デヴィッド・ギャムソンは、ミシェルのファースト・アルバム “Plantation Lullabies”(1994年)とセカンド・アルバム “Peace Beyond Passion”(1996年)にプロデュース等で関わった人物。
アルバムの他にも、ミシェルとはサントラや企画もの等のコンピ盤のためや、ゲストに招かれたりといった単発の仕事を数多くこなしてきた人物。
両者とも多方面の幅広いジャンルに対応できますし。お互いに招いたり招かれたりの協力関係だったかと思われますが。

このアルバムには、ミックスでボブ・パワー Bob Power や、ウェンディ&リサのウェンディ・メルヴォイン Wendy Melvoin 、それに Allen Dariest Cato といった方々も参加。ミシェルの仕事でもその後も見かける顔ぶれです。
2曲ともにミシェルのベースが走って、ボーカルも少々。特に “Die Alone” の冒頭1分ちょっとはミシェルも引き立って、このパートがずっと続いても良いのですが。

この年のミシェルの三作めのアルバム “Bitter” のプロデュースはクレイグ・ストリート Craig Street に。