冷たく光る黒い稲妻こと、ブラック・ウフルが、
全米進出ヒット作「チル・アウト」以来、2年ぶりにおくる
最高無比の、そして完璧なまでのダブ・ポップ・アルバムの登場。
待望の初来日直前、ついに姿を現した
スーパー・ユニットの強烈なハートビートが、ブラック・サマーを直撃する。
(「讃歌」¥2,800 7月21日発売)
これは雑誌「ミュージック・マガジン」1984年8月号に掲載された、ブラック・ウフルの新作アルバム「讃歌」のカラー広告から。劇的な調子のキャッチ・コピーであります。
アルバムの発売に加えて、彼らの初来日公演までも告知するものでしたから、宣伝文句としては劇的なのも当然。当時のファンの気持ちを代弁するかのような、勢いにあふれた名調子でした。
1984年の真夏、スライ&ロビーと共に訪れた7-8月の来日公演の後に、「讃歌」はラスト・アルバムとなり。それから、さらに数年を経て。
ブラック・ウフルのファンに届けられた、ライブ音源がふたつ。すでに歴史のひとコマとなって久しい出来事ですが、残されたサウンドはいまだ熱く。
Black Uhuru “Live In Chicago 1984 With Sly & Robbie”
2008年発売。
Black Uhuru “Live At Rockpalast - Essen 1981”
2016年発売。