1997年。米国の有名番組から、名演ライブ14曲を収録したアルバム。
ここに選ばれた皆さん稀代の芸の持ち主ばかり。それがまたさらりと一世一代の代表曲を披露するのだから、心憎いばかり。
まことに米国のショービズ界とかエンタメ界の懐の深さでありましょうか。
It's diverse, positively upbeat and a charmer.
ライブ演奏のサポートとして、バーニーの名が2曲にも挙げられているのも嬉しい限りです。
この Late Show with David Letterman (1993–2015) や、Late Night with David Letterman (1982–1993) といった番組で、音楽監督を勤めていたのがポール・シェーファー。
彼の1993年のアルバム Paul Shaffer and The Party Boys of Rock ‘n’ Roll “The World’s Most Dangerous Party” では、ジョージ・クリントン親分とブーツィーがゲストに迎えられていました。
また1989年のアルバム “Coast to Coast” にも、クリントン親分にゲイリー・シャイダー、ベリータ・ウッズにアンプ・フィドラー等といった顔ぶれが参加した一曲が。コーラス隊として華を添える程度の参加ではありますが、ポール・シェーファー氏の好き者ぶりは充分にうかがえます。
番組にはもちろんPファンクの面々が出演した映像が多数残されています。中にはルー・リードとブーツィーが同じバンドで共演しているといった一幕も。他にも1982年にゲスト出演したJ.B御大とか。キリがないほどの宝庫です。