2019年2月3日日曜日

Dodge “Star Bass Invasion”

“On The Hood”

2003年。ダッジはオランダの、セブンイレブンなるファンク・バンドのベース弾きだそう。このインスト主体のソロ・アルバムを聴くと、Pファンク好きぶりがストレートに伝わってきます。
まさにブーツィーになりきったベース・プレイを聴かせます。

アルバムにはメナース(Menace)にスラップバック(Slapbak)のジャーラ(Jara Harris)と、ブーツィーに関わりのある顔ぶれも参加。
そしてブーツィー本人がプロデュースに加わった “On The Hood”。この曲が、徐々にブーツィだけではないクールな面も見せてくるアルバムの後半に登場します。

ホーニー・ホーンズから3名(Fred Wesley、Rick Gardner、Richard “Kush” Griffith)に、ボーカルでゲイリー・シャイダー(Garry “Starchild” Shider)、鍵盤にレザーシャープ(Joel “Razor Sharp” Johnson)、ブーツィーはギターに廻ってベースはダッジ、というなかなかの布陣です。
クールな渋いトラックの上で、ご近所さん(Hood)と仲間扱いされているのだから、これはダッジには堪らないでしょう。