2018年10月28日日曜日

Manou Gallo “Afro Groove Queen”

“ABJ Groove”
“Leve-Toi Et Move”
“Come Together”
“Dalla”

2018年。マノウ・ギャロ(マノウ・ガロ)はブーツィーのアルバム “World Wide Funk” (2017年)でも目玉となるナンバー “Bass-Rigged System” で、スタンリー・クラーク(Stanley Clarke)、ヴィクター・ウッテン(Victor Wooten)らと並んでプレイを披露していたベース弾き。
彼女の4枚めとなるこのアルバムには、なんと4曲にブーツィーの名前が。

ブーツィーは “ABJ Groove” と “Come Together” ではしっかりボーカルを聴かせてくれます。後者にはチャックDも参加。他の2曲の方は、実に残念ながらこれぞという存在は聴けず、どうも不明であります。

ヨーロッパ発のアルバムのサウンドは基本、アフロ・ポップなインスト。ほどよくエスニックを効かせてファンクだったりジャズだったり。
ブーツィー目当てとしましては、きっちりとブーツィーがベースを弾く一曲ぐらいあれば、とか、ここはバーニーの出番なのにな、などとつい考えてしまいますが。
ともかく、主役はこれからが楽しみなベース弾きであります。やはり米国を狙っていくのでしょうか、とか。


2018年10月13日土曜日

Zak Morgan “The Barber Of The Beasts”

“Case Of The Dry Markers”

2012年。ザック・モーガンは子ども向けのユーモアや言葉遊びに満ちた音楽をやっている方のよう。ブーツィーとは同郷となるオハイオはシンシナチで活動しており、聴けば確かに両者相通ずる部分も多いのかなと思わせる一曲であります。

ジャケットを飾るけっこうキツめのイラストに、“ケモノ達の散髪屋” とか “乾いたマーカーペンの場合” といったタイトル、これらのセンスも米国風でしょうか。
PVもあってブーツィーも楽しげに歌っておりますが、映像なしの音だけできっちりと聴かせてくれる仕上がりです。

かってクリスマス・アルバムを作ったブーツィーですから、次作は子ども向けという土俵に挑んでみるのも有りかも。ぜひ聴いてみたい。