2004年。プロデュース、ベースとボーカルにレス・クレイプール(Les Claypool)、ギターにバケットヘッド(Buckethead)、ドラムにブレイン(Brain)、そして鍵盤がバーニー・ウォーレル(Bernie Worrell)という顔ぶれ。
ブーツィーも参加していたバケットヘッドのアルバム “Monsters & Robots”(1999年)を始めとして、バーニー以外の三人は幾度か共演を重ねている間柄です。
くせ者、変わり者、変態などと称されることも多いプレイヤー達でありますが、ノリの良さは確か。このアルバムでも、独特のスピード感溢れるプレイを楽しませてくれます。
バンド名というか名義が “クレイプールによる〜” ですから、白人らしいロックのアンサンブルであります。あのプライマス(Primus)とプラクシス(Praxis)の合体、と言いますか、ここにバーニーがどのように絡んでいるのか聴きどころ。
この手の音が好きなのは少々マニアックなロック・ファンではないかと思いますが、ファンク好きもぜひ一度。