1997年。あちらこちらと忙しく出没した90年代前半を、95年の2枚組CDライブ盤 “KEEPIN’ DAH FUNK ALIVE 4-1995” で締めた後に、続いてのソロ作品としてまとめたブーツィーのオリジナル・アルバム。
一言で言えば、97年仕様のサウンドにアップデートした “WHAT’S BOOTSY DOIN’?” でしょうか。
この頃、すでにディアンジェロも登場していたけれど、ブーツィーはやっぱりピシッとメリハリのきいたサウンドです。
アルバムから出された各種の関連商品の中では、“Do The Freak” のシングル盤CDがお気に入り。
“Do The Freak (Do Dat Freak Version)”
“Do The Freak (Spaced Base Jam Version)”
Remix by Bootsy Collins at ’Bootzilla Re-Hab P-Form School
とクレジットされた2バージョンがありまして、ブーツィー自身が手がけたものということでしょう。つまりベース・ラインが強調されたバージョンです。
バッキバッキとベースのカッコ良い奴が聞けます。
“I’m Leavin’ U (Gotta Go, Gotta Go)” も同じで、この曲でもシングル盤の方にスペース・ベースが聴けるバージョンが入っていたりします。
アルバム “Fresh Outta ‘P’ University” は、ちょっと小奇麗にバランスを取っていたりする音でしたが、気にせず十八番のベースを走らせている側面もあったということですね。