Dedicated to... The vision of Richard Pryor, The invention of Ornette Coleman, And the memory of Neilo Anthony Ciccone (1925-1999).
リチャード・プライヤーのビジョン、 オーネット・コールマンの発明、 そしてネイロ・アンソニー・チコーネ(1925-1999)の思い出に、捧げる
と記載されたこのアルバムに、ミシェル・ンデゲオチェロ Me’Shell NdegéOcello がベースで参加。ミシェルのアルバム “Bitter”(1999年)をクレイグ・ストリートがプロデュース、ジョー・ヘンリーもボーカルで参加したつながりからでしょうか。
オルタナ・カントリーのイメージもあるジョー・ヘンリーが、ここではジャズやソウル・ミュージックに接近した、といいますから(ウィキペディアより)、ミシェルにはうってつけの役割でしょうか。
アルバムの中でもノリの良い “Rough And Tumble” やインストの “Nico Lost One Small Buddha” などは、ミシェルのベースでありましょうか。
基本的にバックは歌の邪魔をしないよう抑制された演奏ですし、ミシェルのプレイが他の曲から浮いてしまわないよう(もう一人のベース・プレイヤーもいますし)出すぎない塩梅ではあります。