2021年8月22日日曜日

Pino Palladino And Blake Mills “Notes With Attachments”

2021年。ピノ・パラディーノ、ブレイク・ミルズの連名ですが。特にピノはキャリア47年めにして初のオリジナル・アルバムだそう。ディアンジェロ D’Angelo の “Voodoo”(2000年)からも20年以上。ふたりとも、とにかく待たせます。
記念に、両者を並べた一枚。



2021年8月8日日曜日

Gwen Guthrie “Padlock (Special Mixes By Larry Levan)”

1985年。スライ&ロビーがバッキングに参加している、グエン・ガスリーのアルバム(“Gwen Guthrie” と “Portrait”)から、ダンサブルな5曲を集めたミニ・アルバム。
全曲がラリー・レヴァン Larry Levan によってリミックス。より踊れる用に、ダンス・フロア向けに。
引き締められたビートは、当然スライ&ロビーというよりもパラダイス・ガラージかサルソウルか、といった趣向です。

2008年リリースのこのCD版には、ボーナスとして7曲が追加。各曲、元となるアルバム・バージョンが追加されているので、違いを聴き比べるのも楽しく。

そのオリジナル・アルバムの元々から、レゲエというよりもディスコ向けなグエン・ガスリーですが、彼女を知るには手っ取り早いベスト盤も有り。

Gwen Guthrie “Ultimate Collection”

1999年。1曲を除いた残りの13曲が、すべてスライ&ロビーがらみです。クセのないボーカルは親しみやすく、踊る邪魔もせず。

しかし、こういったディスコティックなサウンドのさらに向こう側に、アーサー・ラッセルによる Sleeping Bag Records レーベルのような音があったり。
あるいは Liquid Liquid といったバンドや、“Zero Set” のようなアルバムを思い浮かべたり。繋がっているのかいないのか、とにかく80s、心躍らされます。