2019年6月8日土曜日

Juan Rozoff “Et Alors”

1991年。ジャンかジョアンか、ホアンか。発音は不明ですが、パリ生まれという彼のアルバム “Jam Session” からのシングル盤CD。
アルバム・バージョンとはまた違う、ブーツィーによるリミックス2バージョンを収録。

Et Alors(Deep Mix)4:54
Et Alors(Single Mix)3:38

ブーツィーはギターも、それにホーン隊としてフレッドとメイシオ(Fred Wesley、Maceo Parker)が参加。
ブーツィー・プロデュースによるマイコ・ウェイブ(Mico Wave)の “Cookin From The Inside Out”(1987年)、ブーツィー自身の “What’s Bootsy Doin?” (1988年)と、まっすぐつながる直系の兄弟サウンドです。

ブーツィーのスペルが Bootsie とクレジットされていますが、これは仏風なのでしょうか。
タイトルも「エ・アロール?(それが何か?)」とくれば、やはり当時のフランス大統領、ミッテラン氏のあの言葉が思い出されます。とにかくフランス語というのが新鮮ですね。

そしてジャケットを飾る Juan 氏の写真。被りものして得意げな笑顔でありますが、これがパリのエスプリって奴でしょうか。あちらの国ではどうにもタコが不気味、奇々怪々なものらしいですが、そういう存在だということ?