2019年1月2日水曜日

Stephanie Mills “Tantalizingly Hot”

1982年。全8曲中の5曲に、バーニーの名前がクレジットあり。
その5曲というのが、ジェームズ・エムトゥーメイ(James Mtume)とレジー・ルーカス(Reggie Lucas)のコンビによるプロデュースのもの。グループとしてのエムトゥーメイのメンバーの他に、バーニーに加えて、ベースにマーカス・ミラー(Marcus Miller)、ギターでアル・マッケイ(Al Mckay)といった名も見られます。

名人達による職人技の、百戦錬磨のノリが強力に(贅沢に)展開されます。
このサウンドを乗りこなすのが主役のステファニー・ミルズ。

彼女をエムトゥーメイとルーカスがプロデュースしたアルバムは、全部で4枚。最終作であるこのアルバム“Tantalizingly Hot”も強力ですが、先の三作品ももちろん強力です。
その3アルバムを2枚組のCDにがっちり収めたのが、2011年、Hip-O Select からリリースされたコレクション。こうなると強力無比であります。

“Feel The Fire - 20th Century Collection”(2011)


“What Cha’ Gonna Do with My Lovin'”(1979)
“Sweet Sensation”(1980)
“Stephanie”(1981)
の三作品に、さらに12インチ・シングルからの長尺曲もオマケに押しこんであるのだからやられます。
ソウルとファンク、あるいはディスコとか、アーバンにブラック・コンテンポラリーにポップスとか、そのような区分けや好みもひとまず置いて。エムトゥーメイとルーカスのサウンドにたっぷり浸れます。